2012年5月1日火曜日

退社しました。 〜退職の審美眼〜


本日430日をもって、勤めていた株式会社インターネットインフィニティーを退職しました。

社会人として丸四年。
会社では、本当に、本当に貴重な経験を色々とさせて頂きました。

自分は新卒で入社した会社がネット系上場企業の子会社で、親会社から出向という形でその会社に勤務していました。
その後、入社18ヶ月ほどでインターネットインフィニティーと合併した為、転職はしていないのに履歴書では3社勤務しているという、何とも奇妙な経験をしました。

インターネットインフィニティーでは、
新規事業の立上げ・事業構築・業務提携・事業売却・事業撤退・採用・教育まで、グループのリーダーとして、かなり幅広く本当に貴重な経験をさせて頂きました。
(お世話になったIIFのみなさんには、本当に感謝してもしきれない程多くのモノを頂きました。)
若いうちから色々な経験が積めるのはベンチャーの最大の魅力だと思います。
ベンチャーという選択肢と、今はありませんが新卒で入った会社を選んで自分は本当に良かったと、心の底から思っています。
当時、それらの選択肢に自分が出会えた事は本当に幸運だったと思います。

また、会社の業績が好調・不調な時を経験できた事、
そして何よりも
厳しい時こそ耐えて耐えて、その中から活路を見出して壁を乗り越えるという経験を、
個人でも組織でも経験できた事に非常に感謝しています。


そして、それらの経験の中でも最後の最後に訪れた「退職する」という経験。
今回自分がこのブログを書こうと思ったのは、
自分自身が「退職する」という事について先輩たちから指南を受けたからです。
そして、先輩達から受け継いだ継いだものを人に伝えたいと思ったからです。
(ジョジョでもジョルノが言ってますしねw)
参考文献:
ジョジョの奇妙な冒険 63巻 ジョルノ・ジョバーナの台詞より
「去ってしまった者たちから受け継いだものはさらに『先』に進めなくてはならない!!」


社内での引継ぎ方法や、クライアントへの退職挨拶の仕方といったテクニック的な部分ではなく、自分なりの「辞め方」についての在り方、価値観を伝える事で、これから新しいチャレンジをしていく方々(特に後輩達)の、少しでも参考になればと思います。


「会社を辞める」際に心がけた事
自分の場合、理想の辞め方を考えた時に心がけた事は
「社長や役員に応援して送り出してもらえる事」(退職のゴールイメージを持つ)

ということでした。



「社長や役員に応援して送り出してもらえる事」
このゴールイメージを持てたのは、以前、上場企業のT会長とお食事をさせて頂いた際に
「いつか会社を去る時が来たら、せめて社長から応援されて辞められるくらいは成果残して辞めなよ」と言われたことがきっかけでした。



正直な話、退職を考え始めた時に「辞めるんだったら少しでも早く辞めた方が会社にとっても良いよな」という、何とも自分勝手で無理矢理自己を正当化させるような理由で離職を考えた時がありました。(今思うと本当に恥ずかしいです。)

しかし、真剣に退職について考えた時に、以前頂いた会長からの言葉が脳裏をよぎりました。


社長や役員に応援して送り出してもらえる状況とはどういう状況だろうか?


そう考えだすと自然と仕事に対する姿勢が変わりました。
「辞めるから良いや」という思考ではなく、「辞めた後でも今まで以上に成果の上がる状況をどうすれば作れるか」という思考に変わっていきました。
この言葉が自分の中で明確なゴールイメージとしてあったからこそ、最後の最後までやりきれたと思います。
辞める前に、自分がどういう状況で辞めたいかゴールイメージを描く。
「退職」という行為ですら、目的意識を持って目標達成することで道が拓けることを学びました。
また、退職するケースというのは殆どが自己都合だと思います。
だからこそ「会社に対して敬意を払って辞める」ことも心がけました。


自分がこれらの事を感じられたのは、色々な先輩方が個々人の退職について語ってくれたからでした。
どんな事にも終わりがある。
どんな終わり方がいいのか?それを考える機会って意外と無いんですよね。
退職をすると決めた時にどんな退職の仕方がいいのかを考えること、
そしてその実現に向けて行動する事こそが、次の職場でも確実に活きる経験になります。

退職の仕方についてはそれなりに語れると思うので、
退職で悩む事があったらお気軽にご相談下さいw


これからについて
自分のこれからの事について少し書かせて頂きますと、
ビジネスパートナーとエコーズという会社を立ち上げました。


これからは経営者として、
自分が愛してやまない漫画産業に新しい価値を提供すべく事業を運営していきます。

事業としては、これから今まで以上に様々な技術やノウハウが必要となるスマートフォンやタブレット対応のWEBサイト構築・マーケティング支援を柱に、漫画に関する自社サービスを開発していきます。
その辺の事は、また別途詳しくブログを書こうと思いますが、
漫画に関する事やスマホのサイト周りの事で悩まれている方、面白い企画を考えられている方がいれば、是非色々と情報交換できればと思います。

 最後に、
今までお世話になった皆様、今まで本当にありがとうございました。
これからは経営者として今まで以上に精進して参りますので、
今後とも末永いお付き合いをよろしくお願い致します。




さぁーて、ここからがやっとスタート。
やってやります!!



かしこまり

1 件のコメント:

  1. まずは、死ぬ気でがんばれ!卒業おめでとう!!

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