2011年2月28日月曜日

大人のオタクがカッコ良いくらいに世の中に仕掛けている件

最近色んな業界が過渡期にある為、色々な新しい動きが目立ちます。
それはオタク業界も同様。
今日はそんなオタク業界で最近新たな活動をしているお二人を勝手にご紹介。


ご紹介の前に日本のオタク業界の話から。
日本のオタク業界の歴史ってどうなっているんだろう?と思ってググってみたら、詳しく書いてあるブログがあったのでご紹介。
オタクの歴史論 http://www.geocities.co.jp/playtown/2080/rekishi.html

オタク歴の中にも色々な偉人達がいたと思いますが、そんなオタクの中でもオタキングと呼ばれている元ガイナックス代表取締役社長 岡田斗司夫さん(58年生まれ)
これまた幅広いオタク層から支持されている漫画家 赤松健さん(68年生まれ)。
この2人が今、新しいことに挑戦し、新しい仕組みを作ろうとしています!
40代、50代の方々が今までにない新しく取り組みをしている、「こんなカッコ良いオタクがいるのかぁー」って自分は興奮してしまうのですが、この二人の活動はオタク業界問わず注目されています。

そんな2人の活動をご紹介

▼社長が社員から給料を貰う新しい法人!?オタキングEX岡田さんの活動はオタキングEXというもの。
既に色々なところで取り上げられているので詳しい方も多いと思いますが、
社長(岡田さん)と一緒に仕事が出来る権利として会社の社員になり、社員は授業料として社長にお金を払います(月1万円)。その代わり、社長は社外の仕事を全て無償で請けるというかなりエッジのある仕組み。
詳しい詳細はこちらから。

お金と社会の価値を問い直す。新しい社会経済システムFREEex
https://www.facebook.com/okadatoshio?sk=app_17037175766




▼マンガを無料でダウンロード。広告収入で漫画家に利益還元
赤松さんの活動は、絶版マンガ共有システム「Jコミ」 という、
漫画の作者の許諾を得た「広告入り漫画ファイル」を無料で公開する仕組み。
絶版になってしまった漫画は採算が合わないという理由で再販されていませんでしたが、
それを解決しようとする試み。
漫画好きにはたまらん仕組みです。
個人的にも絶版になったけど再販して欲しい漫画とかイッパイあります。
「栄光なき天才たち」とか「海の大陸NOA」とかとか。


300万ダウンロード突破『Jコミ』が目指すもの - 赤松健インタビュー(前編) 
http://t.co/21KViCC




▼何がカッコいいかって「次の時代に挑戦していること」がカッコいいのではないか
他にも色んな活動をしているオタクな人たちはいると思うのですが、最近はこの2人が非常に気になってます。
何故かというと、2人の活動の共通点が「既存の仕組の限界、それによる危機感が動機になっている」から。
岡田さんは資本主義経済の在り方。赤松さんは出版社の仕組み。
どんな業界もそうだけど、時は既に21世紀。そう、すでに20世紀のやり方は通用しなくなってきています。
今までの様にある一点に莫大なお金が集中する時代はもう終わったのです。
オタク業界も有名漫画家や有名声優などは莫大なお金(必要以上に)を得ることができますが、それはほんの一握りであり、他の人たちが暮らしていけるくらいのお金を得ることは結構困難です。


岡田さんは「そんな仕組みは絶対におかしい。もっとみんなにお金が回る仕組みが必要だ」と考え、オタキングEXの活動に組み込んでいます。
赤松さんも(あまり売れていない)漫画家の人たちにもっとお金が入る仕組みとしてJコミを考えています。


この2人の活動を見ていると、
資本主義社会の限界、20世紀の価値観の崩壊を感じます。
と同時に、新しい価値観や仕組みを創りだす時代なのかなって肌で感じてます。
まさに新時代。ニュータイプw
エジプトのソーシャルネットワーク革命などもそうですが、最近本当に世の中動いているなぁって感じる。
それはこういった旧世代へのフラストレーションがたまりにたまって、耐え切れなくなって爆発しているのかなって思ったり。


そんな時代で自分はどう動くのか・・・。
もちろん、そんな時代で在り続けることができる仕組みを創る為に動きます。
みなさんはどう動く!?




かしこまり



2011年2月25日金曜日

新規事業を立ち上げをやっていてアレコレ感じたこと

昨年末より、仕事で新規事業の立ち上げをやっているのですが、本当に大変だなぁとつくづく感じています。
充実してますし、楽しいけど、仕組みを作ることの大変さを痛感しているk

そんな中で色々感じたことがあります。
それは仕組みを作るってことは仕組みを回す仕事と全然違うってことです。


その辺のことが良く書いてある本が、小飼弾さんの本で「仕組み」進化論!



小飼 弾
日本実業出版社
発売日:2009-03-19



あと、IT業界の風雲児として名高い!?えがちゃん @egachan もこんなブログ書いて話題になっていましたね。
ホットココア社長日記 : 起業して挫折を経て分かった、「好きを貫いて気分よく生きる」事の難しさ。 http://bit.ly/gLK65l



みんな新しいモノが好きだし、新しく価値あるサービスを作りたくない人なんていないでしょう。
だから、みんなついついこんなサービスがあったらいいんじゃないか?絶対売れるよ!
とか考える。
でも、その先こそが「仕組みつくりの本質」なんだと最近気づきました。


▼アイデアには価値は無い!?
これは結構色んな人が言ってますね。堀江さんとか特に強調して言っています。
一方でアイデアがあったからこそ、成功出来たと言っている人が多いのも事実。
一体どっちやねん!
ってなると思いますが、
個人的に考える表現としては「アイデアにはみんなが考えている程の価値は無い」となります。
色んなアイデアを出した所で実現しない例が殆どです。
それは技術などの問題でアイデアが実現できないとか、そもそも実現に時間が掛かるケースが多く、その間に他の人が同じことを考えるのでアイデアの価値がドンドンさがってしまうのです。

だんこがいさんの本の中でも書かれていますが、過去の歴史においてアイデア(理論)としては何十年も前からあったけれども、実現したのは数十年あとだったサービスが結構あります。
ガンダム00で一躍有名になった、軌道エレベーターなど正にそう。理論的に実証されたのは1970年代でしたが、それに耐えられる素材が出ておらず夢モノがとして終わっていました。
しかし、最近になってカーボンナノチューブという新素材が出てきて一気に実現性が高まりました。
フォンブラウンのロケットもそうです。フォンブラウンの師匠の師匠が理論を考えたのはロケットが月に行く50年以上前です。


▼アイデアを実現させることに価値がある
確かにアイデアに価値はあります。しかし、これらの例からも分かる様にアイデアを実現化するのは多大な労力と時間がかかります。
ここをみんなやりたくないのです。
みんな早く結果が欲しいので長い年月なんて待ってらんないんですねぇ。
最近、色々な事業を調べているんですが、本当にどんなサービスもかなりの年月をかけています。
4trabelなんかは、10万人の会員を集めるのに8年。
皆さん御用達のAmazonだってずっと赤字で、◎◎年目頃から成功したビジネスモデルとして注目を集め始めました。
そう、アイデアの実現には本当に時間が掛かるのです。

だから、みんなアイデアを出しただけで終わってしまう。
だから堀江さんとかはアイデア自体に価値は無いって言ってるんだと思います。実現させることに価値があると。


でも、実現させた時の達成感というのは実現させたモノにしか分からない至高のモノだと思います。それはお金では絶対買えません。チャレンジした者だけが得られるもの。
自分も諦めずにチャレンジを続けて、その先にあるモノを見ます!


かしこまり

最近話題のマイクロパトロンのメインターゲット





マイクロクレジット、マイクロファイナンス・・・
そんな言葉達がささやき始めたのはいつからだろう?(自分の記憶だと2007年頃から)


そんなマイクロなんちゃらの次か来るって感じで最近盛り上がっているのが、
マイクロ「パトロン」
そう、気軽にパトロンになっちゃおうってサービスだ。
パトロンってあまり聞かない言葉かなぁって思うんだけど、出資する人、お金を出してくれる人って意味合い。
(wikiではパトロンの意味を保護者、後援者となっている。)

「パトロンが今年流行るのでは!?」なんて注目され始めたのはこのイベントがきっかけのようです。


「共感をお金に変える」ウェブサービスたちCampFire、MyDunkTunk
http://t.co/2xAdira via
日本の「ソーシャル資金調達」レース開始ーーGrow!、READY FOR?、CAMPFIREの3社がデモ 
http://t.co/sRJ1uzN via 


こういったサービスの先駆けとして、アメリカのNPO kiva (日本版のkiva Japanはこっち http://kivajapan.jp/)なんかが有名です。 kiva インタビュー記事
あとは、記事の中にもあるKICKSTARTERなどなど。


色々と注目されているマイクロ(ファイナンス、クレジット)パトロンサービスですが、
基本的には融資を受ける人を応援したり、クリエイターにお金が入ってくる仕組みを作ろうってのが目的なのですが、
実はこのサービスの真のターゲットはクリエイターではなくて、お金を払う人たち何じゃないかなって思っています。


なぜかというと、このサービスの成功の秘訣はいかに出資者を集めるかだから。
つまり、メインターゲットはお金を受け取る側ではなく、お金を払う側なのです。


お金を払う側の人が何を求めて払うかというと、自分が好きなクリエイターにお金を払いたいという気持ちはあると思うのですが、それ以上にお金を払ったことで得られる「ステータス」を求めているのではないかと思います。
一種の虚栄心というか。

お金を出す人たちは、意識的に(一部無意識に)「このクリエイターを自分は応援しているんだぜ!」っという、ステータスを期待してお金を払う部分もあると思うんですね。
そうすると、お金を払う目的が  (表)クリエイター支援  (裏)クリエイターの成功を支えてたという二つあると。
この裏目的をいかにくすぐるかが成功の鍵なんじゃないかと。
お金の取引が増えないと、ビジネスとしても成り立ちません。

お金が欲しいクリエイターはイッパイいると思いますが、払いたい人の母数はどれくらいなのでしょう?
自分としては払いたい人の方が少ないイメージがあります。
だからこそメインターゲットを間違えてはいけない気がします。


そういった出資したパトロンにお金以外の付加価値を与えるという意味では、ニコクーポンなんかは上手いなぁって思いました。


ニコニコ動画が「ニコクーポン」開始、「値引き」以外の楽しみを提供 
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0204&f=business_0204_001.shtml




とはいえ、まだ始まってもいないサービスですし、
そもそも事業というのはメジャーになるまで数年は余裕でかかります。
今でこそメジャーなWEBサービスは、芽が出るまで結構な年月をかけています。
クックパッドでも会員が100万人突破するまで8年はかけてますしね。
てことは、このマイクロパトロンも早くても一般化するまでに3年は掛かるのではないかと。
なので、事業としては3年間をどのようにして生き残るかがカギ何じゃないかな。当たり前だけど。
生き残ったものが強い。生物の原理原則ですね。

そして、その3年後にある程度一般化してきたなかで、次にどういった動きをするかが重要だと思う。そしてそして、その為に早い段階から仕掛けを作っておく事も。

3年後を目指しつつ、その先にも視野を向け挑戦する!
これはそうとう大変なことですよ。
でも、楽しそうだけどね♫

このマイクロパトロンのサービスの一例として紹介したGrowサービスを開発している@kazzwatabeさんが作っているとか。
友人の友人なのですが、勝手に応援してますw

成功して欲しいなぁ。
自分の同世代の将来が楽しみだ☆


かしこまり

2011年2月24日木曜日

続けられない人が成功できない。続けられてる人が成功している。

ここ最近のキーワードは「続ける」こと。
継続性です。

自分はこれが本当に弱くて弱くて・・・。
全く続けられない人間です。

しかし、最近は色々な本や人との出会いがきっかけで、少しづつでも何かを続けていこうと今まで以上に考えるようになりました。
このブログもその1つです。
といっても、過去にもそうやって考えたことは何度もありました。
何度も何度も継続して何かやってみようと考えました。
でも、本当にダメでしたw

それがここ最近になってまたやる気が出てきたのは何故かというと3つの出会いがありました。

1つは鮒谷周史さんのメルマガ「平成進化論」です!
あまりに有名なビジネスメルマガなのでご存知の人も多いと思いますが、
このメルマガ、なんと7年以上も毎日発行されているメルマガなんです。
毎日ですよ毎日!
365日発行することを7年以上も続けているのです!このあり方にはかなり衝撃を受けました。
しかも、自分は前から登録をしていたものの、このメルマガを全く読んでいませんでしたw
とあるきっかけで知り合った方が著者の鮒谷さんとお知り合いということで読み始めたのですが、
このメルマガからは本当に学ぶことが多く、素晴らしいあり方が学べます。
是非一読をオススメします。
このメルマガの中で、鮒谷さん自身も継続性の重要性について語っていて、その手段としてブログを薦めています。
だから自分はブログを毎日書こうと決めました。かなり単純ですw


二つ目は、いしたにまさき @masakiishitani さんの「ネットで成功しているのは<やめない人たち>である」を読んだこと。












この本ではネットで成功している人にアンケートをとって統計的に分析したものなのですが、
ここでも成功している人たちの共通点は「やめないこと」、つまり継続性でした。


最後は、ソーシャルメディアマーケティングで有名なゲイリー・ヴェイナチャックの「ゲイリーの稼ぎ方」


ゲイリーさんは、継続性という言葉は使っていませんが「自身の好きなことを徹底的に突き詰めなければならない」といっています。
徹底的に突き詰めるとは、毎日毎日好きなことについての情報を徹底的に学び、アウトプットし、人に会い、自分を磨いていくというもの。
「好きなことなんだから毎日やれるでしょ? それでプロにならなきゃ」っていうようなことを言っています。


ここ最近、いろんな方にお会いすると、
何かしら突き抜けている人や成功している人たちというのは、この「継続する習慣」が身についている人が多いことに気づきました。

やっと気づけましたw

だからこそ行動しようとやっと自分で思えたのかもしれません。

まだまだこれからですが、どこどこまで続くよう頑張ります!!


かしこまり

2011年2月23日水曜日

漫画業界のイチロー!?

本日は、マンガ評論家 永山薫さん @Kaworu911 の主催した、
マンガ千本ノック 「パソコン初期のデジタルコミック」ゲスト:すがやみつるさん
に行ってきました! ※USTでも見れます!

ゲスト漫画家のすがやみつる先生は、

コロコロや、石ノ森先生原作の「仮面ライダー」や、「ゲームセンターあらし」、ビジネスコミック、架空戦記小説と幅広く活躍している漫画家。
最近は電子書籍だなんだと言われていますが、商業誌掲載という意味では日本で初めてデジタルコミック(しかもマウスで描画!)の描き手です。


今日のトークショーで印象的だったことを大きく2つ。


▼漫画をたくさん描くための方法
この話にはかなりビックリしました。
通常、面白い漫画を描くためにもっと緻密な絵を描ける様にしようとか、
漫画を描く「技術」を向上させていく方が多いと思いますが、すがや先生は「漫画を効率的に描く技術」の向上に焦点をあてていたとのこと。
1980年代当時、まだFAXが世に出始めたころ、FAXの画質も粗く、FAXで原稿を送っても画像が見れなかった。しかし、すがや先生はFAXという利便性を最大限に活用するために、画像が粗くなっても認識できるように漫画の描き方を改良した。
そうすることで、FAXで原稿のやり取りができるようになったとか。いやはや、びっくりな発想。
また、当時はタブレットなども無かった為、パソコンマウスで漫画を効率よく描けるように、漫画の絵を直線と円で描ける様に改良したといった話も。
パソコンで漫画を描くことで、コマ割や絵をたくさん保存しておけるので、漫画を描く時にそこから構図や絵を呼び出して描くと。これをすることによりかなりスピードが上がるそうだ。
すがや先生は、これを漫画のバンクシステムと読んでいたが、仕事の出来る人、プロの人はどんな職業であっても本質をきっちり抑えて効率化してるんだなぁっと勉強させて頂きました。



▼漫画を基準にするのではなく「企画」を基準に漫画を描く
それだけスピーディーに漫画を描ける仕組みを作り、月間で300ページも原稿を描いていたとか。
これも今じゃ考えられないほど凄い話!
複数連載していたからというのもあるそうですが、すがや先生は何より漫画を「企画」を基準に描くようにしていたそうです。
パソコンの紹介・入門漫画「こんにちはマイコン」がきっかけで、色々な業界や出来事を企画し漫画を描く。これが趣味に没頭しやすいすがや先生にはかなり良かったとのこと。
トークショーの中で「1年間で100万冊売れて終わりの漫画ではなく、1年間で10万冊売れればいいから、それを10年続けられる方法で漫画を描き続けたい」といっていた。
イチローさんも、ホームランを打とうと思えば打てるが打率が下がるからやらないっといったニュアンスのことを以前言っていたそうですが、まさにそういった考え方なのではないかと思いました。
ヒットをしっかりと狙い、長く続くスタイルを確立している・・・すごいっす。



プロの人たちは本当に見えない所で色んな試行錯誤を行って、長くあり続けている。

自分もプロであり続けたい。


それにしても、昔のかなり濃い漫画話が聞けて、本当に有意義な時間でした。

また行こう、マンガ千本ノック!


かしこまり

2011年2月22日火曜日

人との出会い、良質な本との出会いは人を変える

最近、身に染みて感じているのが「出会いは人を変える」ということ。

よく言われていることですが、嬉しいことに自分は本当に良い出会いが最近は多いです。
人はもちろんですが、本や漫画から機会まで色んなよい出会いに最近恵まれているように感じています。

しかし、確かによい出会いは人に好転的影響を与え、人が変わるきっかけになることが多いですが、
同じ人やモノに出会っても変わる人もいれば、変わらない人もいるんですよね。
これって不思議に思いません?
何でだろうと。
自分は不思議でしょうがなかった。

自分の人生に大きな影響を与えてくれた「ジョジョの奇妙な冒険」という漫画は、
僕にとっては聖書(バイブル)といってもいいほどのモノで、
「これがあったから今の自分がある」と自身を持っていえるほど僕の人生を変えた。
でも、同じジョジョを読んでも僕みたいに変わった人はまれだと思う。
何故なんでしょう?

何が違うのだろうかと前から考えていたところ、
その謎を少し解決してくれる一冊の本にたまたま出会いました。

アービンジャー インスティチュート,金森 重樹,冨永 星
大和書房
発売日:2006-10-19


この本の内容は読んだ人でないと(もっと正確に言えば実体験した人)話が通じないので割愛しますが、答えを言うと、「自分次第」ってことです。
自分のあり方しだい。
ものすっごい極論を言ってしまえば「自分次第」で世間からつまらないといわれているようなモノでも、有名な人ではなくても、その人に良い影響を与える出会いになるのです。

自分の例でいうと、本日発売の週間少年ジャンプで連載が終了してしまった「LIGHT WING」という漫画との出会いがあります。



打ち切りでした。
本当に人気無かったようです。
でも・・・
でも、自分にとってはこの漫画との出会いはものすっごいものでした。
ものすっごいものでしたw
僕自身は、こういった漫画が刺さるあり方なんだと思いますが、人生の原理原則が描かれていると感じた所から読み方が非常に深くなりました。
でも、打ち切りなんです。
悲しいなぁ。

この漫画と出合って僕はより日々の生活を意識するようになりました。
プロ意識というかなんというか・・・。
LIGHT WINGとの出会いは、僕にとっては本当にいい出会いだったんですね。
でも、打ち切りという結果からも分かるように、そうでない人の方が多かった漫画でもあります。

色々なことから学ぶことは非常に重要ですが、
自分が何かにふれたり体感したりしたときに、好転的に変われるようなあり方で
常にいることが大事なんだと思います。

そういったあり方があれば、どんなことがあっても前向きに捉えられるし、見える世界も変わるんじゃないかなぁって感じてます。

自分ももっと世界広げていこう!


かしこまり

2011年2月20日日曜日

専門学校生の卒業制作マンガがかなり面白い!

とある専門学校生の卒業制作マンガがネット上で話題になっている。


T京K芸大学マンガ学科一期生による大学四年間をマンガで棒に振る 

色々な捉え方があると思うけど、自分は非常に面白いと思う!


このマンガで最後に山下さんが主人公に言うセリフは、男なら誰でも思い当たる節があるのではないか。


でも、、、ここに人生の本質がある。
これを受け止めて前に進めるかどうかで、より高みへいけるか行けないかという差になるのではないだろうか。
この言葉は重い。
本当に重い。
だからこそ、この言葉から学び、行動し、諦めないことで、その先まで突き抜けたい!
少なくとも、俺は感動した!
みんなにも是非読んで欲しいです。


▼マンガ制作の新しい可能性と収益性
このマンガが非常に面白いという感想もそうですが、それ以外にもう2つ注目すべき点があります。

1つは、このマンガが無料で読めること。
音楽も最近はストリーミングサイトがたくさん出てきて、良い音楽がタダで聞けるようになってきていますよね(samurai.fmとかsportifyなどなど)。

マンガやイラストも同様に、pixivパブーといった、無料でマンガを掲載できる場所・読むことができる場所がサービスとして出てきています。

「無料で漫画を読めるようになると、お金をどうやって稼ぐの?」って話になってくると思いますが、
漫画:ブラックジャックによろしくの作者 佐藤秀峰さんがフリーミアムモデルで新しい漫画のビジネスモデルを模索しているのは有名です。

参考記事

ラブひなやネギま!で有名な赤松健さんもJコミというサービスで新しい可能性を模索しています。

ただ、これらのサービスは既にプロ漫画家として活躍している人たちに適用するものであって、
今回のT京K芸大学~の卒業制作のように、一般紙で作品を連載したことが無い人たちには厳しいものがあります。
プロでない人たちに少しでもお金が入る仕組みとして、Glowのような仕組みがあるといいんだろうなって気がします。


二つ目は、WEBに公開したことによってユーザーからのフィードバックが得られることです。
最近のバクマンでもまさにネタになってますが、WEBに公開することで作品に対しての評価がもらえ、それをまた作品に活かすことができます。
すでにこのT京K芸大学~に関しても結構な数の読者からフィードバックがありますし、何より著名なプロ漫画家の先生たちからもフィードバックを頂いているのは大きいと思います。
「T京K芸大学マンガ学科一期生がマンガで4年間を棒に振る」漫画家先生たちの感想

ただ、炎上したりする可能性もありますし、WEBの特性として類友効果が働きやすく偏った読者からしかフィードバックが得られなかったりと、この方法が必ずしも良いとはいえないですが、自身の作品を外部に見える状態にするというだけで人間としての成長スピードは格段に上がると思います。
それが、作品にも反映されて良い作品が出てくるという良いスパイラルが生まれるのではないかと。


今後はこの辺に注目してみたいと思ってます。
なんたって、未来の漫画のあり方に関わることだし、未来のスタンダートになる可能性が高いですからね。


かしこまり

2011年2月19日土曜日

マイケルから学んだ原理原則

マイケル・ジャクソンのライヴ・イン・ブカレストを初めてみた時の感動は今でも忘れられない。
そして、自分がどれだけ表面的な部分しか見ずにマイケルを評価していたかを思い知らされた瞬間でもあった。

自分はLOCKダンスをやっていたので、マイケルは大好きだった。
オールドスクールのダンサーとして、マイケルはサイコーだったし、ダンスの神様だった。
先輩たちもマイケルはヤバイヤバイと口をそろえて言う。
マイケルに憧れてダンスを始めたって人にもたくさん出会った。

自分の憧れのダンサーたちがこぞってマイケルを崇拝している。
そして、実際映像を見てみるとすごかった。
でも、自分はマイケルのダンスがかっこ良いとか上手いとか、そんな所しか見てなかった。

彼の人間性を全く見てなかった。
そんな捉え方しか出来ない人間だったんだ、当時は。

でも、ライヴ・イン・ブカレストのDVDを見た瞬間それがぶっとんだ。
マイケルの伝えたいメッセージがビシ・バシと心に響く圧倒的な表現力。
ショー全体を通して伝わる、強力なメッセージ性。
そして、ラストのマン・イン・ザ・ミラー。

完敗だった。

この曲を見て、聞いて、体感した自分は人生で始めて映像を見て涙を流した。
そして、その瞬間、マン・イン・ザ・ミラーは僕の人生のテーマソングになった。
それほど衝撃的、
僕の心臓にトラックが衝突したような衝撃だった。

そこからもっともっとマイケルのことを知りたくなった。
そんな中で非常に興味深いマイケルに対する捉え方を
オタキングこと岡田さんが語っているのを見つけた。

すべてはFREEに向かう(上昇編)

僕もそう思う。
マイケルは本気だったんだと。
音楽で地球を救うと、本気で考えていたのだと。

最近の自分の学びでもあり、実践して身にしみて感じることは、
「信じること」と「あきらめない」ことは本当に人生の、、人が持つDNAの原理原則だということ。

マイケルはそれを最後の最後まで実践して実行していた。

素晴らしすぎる、マイケル。

ブログ書いてて泣けてきたw


自分も誰に何を言われようが自分を信じ続けよう。
そして、マイケルの意思を継ぎ、実現させる!!
これを書いた瞬間にそれは決まっているのだ。

さて、鏡の中の男に問いかけますか。


かしこまり

2011年2月17日木曜日

本当に大事なことを教えてくれた安西先生




起業家を志す身として、大変良いブログを見つけたのでご紹介。

死なないために

スタートアップベンチャーの辛さ、大変さ・・・。
予想外の災難や、想像以上に厳しいこともあるだろう。
そんな時に何が大切なのか。
潰れてしまう企業とそうでない企業の違いは何なのか。
それは
「あきらめないこと」

「あきらめないことだ!」と、強く訴えかけている。

最近、この言葉が本当に深く自分の心に響いてくる。
あきらめないこと。
別の言い方をすると「続ける」こと。
この続けるってことが人間中々できない。

自分も全然続けることができない人間だ。
本当に嫌になるくらい、続けることができない。
継続性がない。
それは何故だろうって色々考えたけど、あまり良い答えは出なかった。

じゃあ逆に続けられたものってなんだ?って考えてみた。
自分が今まで続けてこれたもの。
・・・
あ!
あった、マンガだ。
マンガを読むことだけは続けてこれた。

おいおい、マンガなんて誰でも読んでるだろう
って思うかもしれない。
確かにそうだと思う。
でも、自分にはそれくらいしか続けてこれていることって無かったんだ。
でもでも、続けてこれてたんだよ。

年齢を重ねるにつ入れて、趣味や出来ことの幅も広がり、
中・高の時みたいにマンガを読む機会は普通は減ってくる。
でも、自分は好きだから読み続けることができている。
新しいマンガを探すことも続けることができている。

なんて事を考えていたら、最初の問いに対する答えが出た。
あきらめない為には「好きでいること」が必要なんじゃないかと。
好きでいれば続けることができる。
だって好きなんだもん。

そんなことを教えてくれる、超有名マンガがありますね。
日本人なら誰でも一度は聞いたことがあるあの名セリフ。



この言葉にどれだけの人が救われただろうか。
この言葉にどれだけの人が勇気を貰っただろうか。
そして、この言葉がどれだけ多くの人の心の支えになっただろうか。

偉大な先生に乾杯


かしこまり

2011年2月16日水曜日

これからのマンガ読者の読書スタイル



昨日、早速レンタルコミックサービスコミかる」に登録。
サイトから注文をし本日発送をしたとメールで連絡が届きました。
明日には届くと思うんですが、申し込みから3日間くらいタイムラグがあるのはちょっとキツイですね。
やっぱ読みたい時に直ぐ読みたいのが人間の心情ってもの・・・。

で、まだ実際にマンガが届いていないのでレンタルコミックを本当に利用したといえるのかどうかって感じですが、
レンタルコミックを使ってみて感じたのが、マンガ喫茶に行くより安くて便利なんじゃないかなぁって思いました。

まんきつは1時間数百円という金額でマンガが読める。
業界最安値といわれているマンボーの値段を調べてみたら30分280円。以降15分ごとに105円が追加されていく仕組み。(男性の場合。女性は少し安いみたいです。)
つまり、初回の1時間は485円になります。これは、マンガ一冊分くらいの値段(ちなみに3時間パックは980円)。
マンガ一冊読むのに1時間も掛かるマンガは数少ない。攻殻機動隊とか、ファイブスター物語とかそういったマンガくらいだろうから、基本的には1時間で2冊は読めるので本を買うより安いってところがまんきつの良いところだろう!
ジュースとかもフリーだしね。

しかし、使ってみて思ったけど意外とレンタルコミックの方が値段が安い!
自分が使った「コミかる」は1冊90円で借りられる。
まんきつで考えると3時間分の料金で11冊は借りられる計算だ。

では、まんきつで3時間で11冊のマンガが読めるだろうか?
人によるし、マンガの内容によるだろうけど結構厳しいんじゃないかと個人的には思う。
3時間で11冊といったら、そりゃぁもう結構すごいスピードなんじゃないか。
「ちゃんと読んでる?」って疑いたくなる位の速さだ。
ブリーチやGANTZ、テニスの王子様ならなっとくできるが(笑)、通常はそんなハイスペースでマンガは読めないと思う。

でも、レンタルコミックなら自分のペースで11冊のマンガがまんきつと同じ値段で読める。
しかもマンガを読む場所は自由。
基本的には慣れ親しんだ自分の部屋、もしくは家でマンガを読むことになるのだと思うが、
個人的にはこれがもの凄くいいと思う。

マンガはちょっと気が向いた時とか、寝る前とか、ちょっと暇なときとかに何気なく読むのがいいと思うんですよ。
まんきつに行くと「おっしゃ、マンガ読んだるでぇ!」っていう、ある種の気合みたいなものが必要だと思うんですね(僕だけかもしれませんが・・・)。
まぁ、それはそれで嫌いじゃないんですが、そんな気合いれて読まなくてももっとリラックスして読んで
本当に自分の世界に入り込んで貰いたいと個人的には思うんです。
この「マンガを読んで自分の世界に入り込む」ことは、マンガを読む上でかなり重要だと考えています。
この世界に入ったかどうかで読んだマンガの感じ方、捉え方が結構変わってくると思います。
そして、世界に入る為にはいつも慣れ親しんだ空間のほうが良いんじゃないかと思うのです。

だから、まんきつよりレンタルコミックのほうが勝っている点って結構あるなって思いました。

電子書籍はまだまだ読める冊数も少なく、使おうとしている人たちの数も限られているので、
マンガの読み方については、しばらくはレンタルコミックの時代が続くのかなぁって感じました。

かしこまり

漫画のレンタルサービスまとめ




みなさん、漫画を読む時ってどんな方法で読んでます?


と言うのも、最近自分の周りではレンタルで漫画を読む人が圧倒的に増えているのです。
(感覚値ですが)


ですが、自分は圧倒的に「買う派」です。
理由は簡単、手元に置いておいて好きなときに何度も読み返したいから。
でも、こうやって考える人は少ないようですねぇ。
まぁ、自分が少数派なのは昔から分かっていることですが。


そんな「買う派」ではない、けれども漫画を読みたい人向けに出来たのが
漫画喫茶、通称まんきつ。
ただ、自分はまんきつに行って漫画を読むのが結構抵抗があったりします。
確かに漫画を読む環境としては良いです。
ジュース飲み放題だし、漫画がイッパイあるしサイコーです。
でも、好きな時にうちで読みたいんです。
何かまんきつに行くという行為が、漫画を読むことに気合がいるような気がしてちゃうなぁって思うんですよね。
なんとなく。


他にも人から借りたり、もらったり、コンビニコミック・WEB・電子書籍で読んだりと、
漫画の読み方は多様化してきています。
まだまだ電子書籍は時間が掛かりそうなので、
(出版社は動きが遅いし、何より紙より儲からないから)
その中間の位置づけであるコミックレンタルは、
この先数年は結構需要があるのではないかと改めて実感している。


そこで気になったので、どんなサービスがあるのか調べてみた。
・・・
さすが!既にまとめてくれている方がいらっしゃいました。


ネット宅配コミックレンタル比較

宅配マンガコミックレンタル比較


見てみると、BOOK OFFグループの「コミかる!」がいい感じみたいですネェ。
電子のRentaなどはまだまだ取り扱い冊数が少ない模様。
まずは「コミかる」を利用してみようかと思います。

使ってみたらまたご報告します♪
乞うご期待!



かしこまり


2011年2月12日土曜日

マンガの感想口コミを少しまとめてみた

最近色々な方のブログに書かれている、
マンガレビューをチェックしています!

みなさん、本当にアツいコメント書かれているんですよね!


例えば、こちらのブログは「ちはやふる」について読んだ感動を書いています。
ちはやふる

「ちはやふる」少女マンガという括りに入りますが、
少女マンガだからといって、コレをスルーする事は、
人生の10分の1を損したことになる!


なんて素晴らしいコメント!!
ここまで言われたら読まなければってなりますよね!
自分の読みたいマンガリストへチェックされましたよ「ちはやふる」。


こちらの方は自身が1月に読んだマンガをまとめられてます。
http://blog.livedoor.jp/zenkoku86/archives/52752242.html

マギは自分も気になっていたのですが、
このコメント読んで読みたくなりました!


やっぱ、人のコメントは力がありますよね。
それがプロのものでなくても。

こういった色々な人のマンガの感動をもっと分かりやすく
手軽に伝えられる仕組みができないかなぁって最近考えてます。

マンガの読み方・探し方(出会い方)ってもっと色々あると思うのです。
それが最近のテーマ。
みんなはどうやってマンガと出会っているんでしょうかね?

かしこまり


2011年2月9日水曜日

自分のキャズムを1つ超えたか!?

最近ドッタバタの日々でしたが、非常に充実した日々を送っておりました。


そんな中で非常に嬉しい出来事が1つ。




それは、、、




自分の行動が人に好転的影響力を与えたこと!


しかもそれが自分より一回り以上年齢が上の方々に対して。
いやぁ、これは本当に嬉しかった。


他人は変えられないけど、自分は変わることができる。
自分が変わることで、他人にその人が変わるきっかけを与えることはできる。
それを身をもって経験することができました。


これは自分自身にとって大きな大きな経験となりました。


次はその先を目指します!!





2011年2月1日火曜日

ミュージシャンよりもDJの方がモテる

今日は読んで大変実になった記事をご紹介。


「ネットメディアで"メシを食っていけるのか?"」 


WEB記事とは思えない脅威の13ページww
かなりのボリュームです。
しかし、ページ数に匹敵するほどすばらしいことが盛りだくさんに書かれています。
自分が今考えているビジネスモデルに通じる所もたくさんありました。

ネットメディアのあり方、マネタイズ方法について色々と話されていますが、
既存の新聞やテレビといったマスメディアの高コスト体質(高人件費)を、
ネットメディアでしたら立ち行かなくなると強く言っています。


また、今後メディア業界が大きくなるかどうかでいうと、売り上げベースでは大きくならないと言っています。

これは先日のマンガシンポジウムの記事でも書きましたが、どこの業界も臨界点を超えてダウンサイジングに向かっているのだと自分は感じます。

ゲーム業界、マンガ業界、自動車業界、etc

記事の中で例に出されているのは、電話の話。
NTTの電話は最盛期には年間の売上が6兆円もあったそうです。でも、今は日本中のISPの2000社近くあるものの、合わせても売上8000億円くらいだとか。しかし、サービスとしてみると、昔の電話と今のインターネットの情報量では圧倒的に何万倍も今の方が多い。

売上規模とそこから得られる価値は必ずしも比例する訳ではないってことですね。

そうやって情報を得る量がドンドン増えて、
しかし、情報の配信コストや情報を取得するコストはドンドン下がってくると、
今度はDJ的な人が必要になってくるんじゃないかというのがこの記事での見解。

ここには激しく同意。


音楽業界はここ数年DJがブームだ。
DJの本質は音楽に対する深い造詣から生まれる独自のフィルターにあると思う。
そのDJがもつフィルターを通すことで、バラバラの音楽たちが1つのコミュニティを作り出す。

少し視点を変えてみるとDJ的な試みって結構たくさんある。
NAVERのまとめや、はてなブックマークもその典型だと思うし、
ゲームのスパロボだってある意味DJだw

今後あらゆるジャンルでDJ的な考え方、
つまり自分オリジナルの価値フィルターを通して情報を提供する方法が求められてくるんじゃないかと思う。
それぐらい情報量が多くなってきていて、人はその中から選ぶのが正直面倒くさいと思うんだよね。
だれかにフィルターかけて欲しいと思うんだよね。
堀江さんはそれをソーシャルフィルタリングなんて読んでるけど。


じゃあ「自分だけのソーシャルフィルタリングって何だろう?」って考えた時、
自分は「やっぱりマンガかなぁ」って思う。
マンガでソーシャルフィルタリングできたら面白くないだろうか?
マンガ・ジョッキー、略してMJとかw
そんな職業が今後出てくる・・・かもw


かしこまり