それはオタク業界も同様。
今日はそんなオタク業界で最近新たな活動をしているお二人を勝手にご紹介。
ご紹介の前に日本のオタク業界の話から。
日本のオタク業界の歴史ってどうなっているんだろう?
オタクの歴史論 http://www.geocities.co.jp/
オタク歴の中にも色々な偉人達がいたと思いますが、
これまた幅広いオタク層から支持されている漫画家 赤松健さん(68年生まれ)。
この2人が今、新しいことに挑戦し、
40代、50代の方々が今までにない新しく取り組みをしている、
そんな2人の活動をご紹介
▼社長が社員から給料を貰う新しい法人!?オタキングEX岡田さんの活動はオタキングEXというもの。
既に色々なところで取り上げられているので詳しい方も多いと思いますが、
社長(岡田さん)と一緒に仕事が出来る権利として会社の社員になり、社員は授業料として社長にお金を払います(月1万円)。その代わり、社長は社外の仕事を全て無償で請けるというかなりエッジのある仕組み。
詳しい詳細はこちらから。
お金と社会の価値を問い直す。新しい社会経済システムFREEex
https://www.facebook.com/
▼マンガを無料でダウンロード。広告収入で漫画家に利益還元
赤松さんの活動は、絶版マンガ共有システム「Jコミ」 という、
漫画の作者の許諾を得た「広告入り漫画ファイル」を無料で公開する仕組み。
絶版になってしまった漫画は採算が合わないという理由で再販されていませんでしたが、
それを解決しようとする試み。
漫画好きにはたまらん仕組みです。
個人的にも絶版になったけど再販して欲しい漫画とかイッパイあります。
「栄光なき天才たち」とか「海の大陸NOA」とかとか。
300万ダウンロード突破『Jコミ』が目指すもの - 赤松健インタビュー(前編)
http://t.co/21KViCC
▼何がカッコいいかって「次の時代に挑戦していること」がカッコいいのではないか
他にも色んな活動をしているオタクな人たちはいると思うのですが、最近はこの2人が非常に気になってます。
何故かというと、2人の活動の共通点が「既存の仕組の限界、それによる危機感が動機になっている」から。
岡田さんは資本主義経済の在り方。赤松さんは出版社の仕組み。
どんな業界もそうだけど、時は既に21世紀。そう、すでに20世紀のやり方は通用しなくなってきています。
オタク業界も有名漫画家や有名声優などは莫大なお金(必要以上に)を得ることができますが、それはほんの一握りであり、他の人たちが暮らしていけるくらいのお金を得ることは結構困難です。
岡田さんは「そんな仕組みは絶対におかしい。もっとみんなにお金が回る仕組みが必要だ」と考え、オタキングEXの活動に組み込んでいます。
赤松さんも(あまり売れていない)漫画家の人たちにもっとお金が入る仕組みとしてJコミを考えています。
この2人の活動を見ていると、
資本主義社会の限界、20世紀の価値観の崩壊を感じます。
と同時に、新しい価値観や仕組みを創りだす時代なのかなって肌で感じてます。
まさに新時代。ニュータイプw
エジプトのソーシャルネットワーク革命などもそうですが、最近本当に世の中動いているなぁって感じる。
それはこういった旧世代へのフラストレーションがたまりにたまって、耐え切れなくなって爆発しているのかなって思ったり。
そんな時代で自分はどう動くのか・・・。
もちろん、そんな時代で在り続けることができる仕組みを創る為に動きます。
みなさんはどう動く!?
かしこまり