マイクロクレジット、マイクロファイナンス・・・
そんな言葉達がささやき始めたのはいつからだろう?(自分の記憶だと2007年頃から)
そんなマイクロなんちゃらの次か来るって感じで最近盛り上がっているのが、
マイクロ「パトロン」
そう、気軽にパトロンになっちゃおうってサービスだ。
パトロンってあまり聞かない言葉かなぁって思うんだけど、出資する人、お金を出してくれる人って意味合い。
(wikiではパトロンの意味を保護者、後援者となっている。)
「パトロンが今年流行るのでは!?」なんて注目され始めたのはこのイベントがきっかけのようです。
「共感をお金に変える」ウェブサービスたちCampFire、MyDunkTunk
http://t.co/2xAdira via
日本の「ソーシャル資金調達」レース開始ーーGrow!、READY FOR?、CAMPFIREの3社がデモ
http://t.co/sRJ1uzN via
こういったサービスの先駆けとして、アメリカのNPO kiva (日本版のkiva Japanはこっち http://kivajapan.jp/)なんかが有名です。 kiva インタビュー記事
あとは、記事の中にもあるKICKSTARTERなどなど。
色々と注目されているマイクロ(ファイナンス、クレジット)パトロンサービスですが、
基本的には融資を受ける人を応援したり、クリエイターにお金が入ってくる仕組みを作ろうってのが目的なのですが、
実はこのサービスの真のターゲットはクリエイターではなくて、お金を払う人たち何じゃないかなって思っています。
なぜかというと、このサービスの成功の秘訣はいかに出資者を集めるかだから。
つまり、メインターゲットはお金を受け取る側ではなく、お金を払う側なのです。
お金を払う側の人が何を求めて払うかというと、自分が好きなクリエイターにお金を払いたいという気持ちはあると思うのですが、それ以上にお金を払ったことで得られる「ステータス」を求めているのではないかと思います。
一種の虚栄心というか。
お金を出す人たちは、意識的に(一部無意識に)「このクリエイターを自分は応援しているんだぜ!」っという、ステータスを期待してお金を払う部分もあると思うんですね。
そうすると、お金を払う目的が (表)クリエイター支援 (裏)クリエイターの成功を支えてたという二つあると。
この裏目的をいかにくすぐるかが成功の鍵なんじゃないかと。
お金の取引が増えないと、ビジネスとしても成り立ちません。
お金が欲しいクリエイターはイッパイいると思いますが、払いたい人の母数はどれくらいなのでしょう?
自分としては払いたい人の方が少ないイメージがあります。
だからこそメインターゲットを間違えてはいけない気がします。
そういった出資したパトロンにお金以外の付加価値を与えるという意味では、ニコクーポンなんかは上手いなぁって思いました。
ニコニコ動画が「ニコクーポン」開始、「値引き」以外の楽しみを提供
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0204&f=business_0204_001.shtml
とはいえ、まだ始まってもいないサービスですし、
そもそも事業というのはメジャーになるまで数年は余裕でかかります。
今でこそメジャーなWEBサービスは、芽が出るまで結構な年月をかけています。
てことは、
なので、
生き残ったものが強い。生物の原理原則ですね。
そして、その3年後にある程度一般化してきたなかで、
3年後を目指しつつ、その先にも視野を向け挑戦する!
これはそうとう大変なことですよ。
でも、楽しそうだけどね♫
このマイクロパトロンのサービスの一例として紹介したGrowの
友人の友人なのですが、勝手に応援してますw
成功して欲しいなぁ。
自分の同世代の将来が楽しみだ☆
かしこまり
0 件のコメント:
コメントを投稿