2011年2月25日金曜日

新規事業を立ち上げをやっていてアレコレ感じたこと

昨年末より、仕事で新規事業の立ち上げをやっているのですが、本当に大変だなぁとつくづく感じています。
充実してますし、楽しいけど、仕組みを作ることの大変さを痛感しているk

そんな中で色々感じたことがあります。
それは仕組みを作るってことは仕組みを回す仕事と全然違うってことです。


その辺のことが良く書いてある本が、小飼弾さんの本で「仕組み」進化論!



小飼 弾
日本実業出版社
発売日:2009-03-19



あと、IT業界の風雲児として名高い!?えがちゃん @egachan もこんなブログ書いて話題になっていましたね。
ホットココア社長日記 : 起業して挫折を経て分かった、「好きを貫いて気分よく生きる」事の難しさ。 http://bit.ly/gLK65l



みんな新しいモノが好きだし、新しく価値あるサービスを作りたくない人なんていないでしょう。
だから、みんなついついこんなサービスがあったらいいんじゃないか?絶対売れるよ!
とか考える。
でも、その先こそが「仕組みつくりの本質」なんだと最近気づきました。


▼アイデアには価値は無い!?
これは結構色んな人が言ってますね。堀江さんとか特に強調して言っています。
一方でアイデアがあったからこそ、成功出来たと言っている人が多いのも事実。
一体どっちやねん!
ってなると思いますが、
個人的に考える表現としては「アイデアにはみんなが考えている程の価値は無い」となります。
色んなアイデアを出した所で実現しない例が殆どです。
それは技術などの問題でアイデアが実現できないとか、そもそも実現に時間が掛かるケースが多く、その間に他の人が同じことを考えるのでアイデアの価値がドンドンさがってしまうのです。

だんこがいさんの本の中でも書かれていますが、過去の歴史においてアイデア(理論)としては何十年も前からあったけれども、実現したのは数十年あとだったサービスが結構あります。
ガンダム00で一躍有名になった、軌道エレベーターなど正にそう。理論的に実証されたのは1970年代でしたが、それに耐えられる素材が出ておらず夢モノがとして終わっていました。
しかし、最近になってカーボンナノチューブという新素材が出てきて一気に実現性が高まりました。
フォンブラウンのロケットもそうです。フォンブラウンの師匠の師匠が理論を考えたのはロケットが月に行く50年以上前です。


▼アイデアを実現させることに価値がある
確かにアイデアに価値はあります。しかし、これらの例からも分かる様にアイデアを実現化するのは多大な労力と時間がかかります。
ここをみんなやりたくないのです。
みんな早く結果が欲しいので長い年月なんて待ってらんないんですねぇ。
最近、色々な事業を調べているんですが、本当にどんなサービスもかなりの年月をかけています。
4trabelなんかは、10万人の会員を集めるのに8年。
皆さん御用達のAmazonだってずっと赤字で、◎◎年目頃から成功したビジネスモデルとして注目を集め始めました。
そう、アイデアの実現には本当に時間が掛かるのです。

だから、みんなアイデアを出しただけで終わってしまう。
だから堀江さんとかはアイデア自体に価値は無いって言ってるんだと思います。実現させることに価値があると。


でも、実現させた時の達成感というのは実現させたモノにしか分からない至高のモノだと思います。それはお金では絶対買えません。チャレンジした者だけが得られるもの。
自分も諦めずにチャレンジを続けて、その先にあるモノを見ます!


かしこまり

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