2011年2月1日火曜日

ミュージシャンよりもDJの方がモテる

今日は読んで大変実になった記事をご紹介。


「ネットメディアで"メシを食っていけるのか?"」 


WEB記事とは思えない脅威の13ページww
かなりのボリュームです。
しかし、ページ数に匹敵するほどすばらしいことが盛りだくさんに書かれています。
自分が今考えているビジネスモデルに通じる所もたくさんありました。

ネットメディアのあり方、マネタイズ方法について色々と話されていますが、
既存の新聞やテレビといったマスメディアの高コスト体質(高人件費)を、
ネットメディアでしたら立ち行かなくなると強く言っています。


また、今後メディア業界が大きくなるかどうかでいうと、売り上げベースでは大きくならないと言っています。

これは先日のマンガシンポジウムの記事でも書きましたが、どこの業界も臨界点を超えてダウンサイジングに向かっているのだと自分は感じます。

ゲーム業界、マンガ業界、自動車業界、etc

記事の中で例に出されているのは、電話の話。
NTTの電話は最盛期には年間の売上が6兆円もあったそうです。でも、今は日本中のISPの2000社近くあるものの、合わせても売上8000億円くらいだとか。しかし、サービスとしてみると、昔の電話と今のインターネットの情報量では圧倒的に何万倍も今の方が多い。

売上規模とそこから得られる価値は必ずしも比例する訳ではないってことですね。

そうやって情報を得る量がドンドン増えて、
しかし、情報の配信コストや情報を取得するコストはドンドン下がってくると、
今度はDJ的な人が必要になってくるんじゃないかというのがこの記事での見解。

ここには激しく同意。


音楽業界はここ数年DJがブームだ。
DJの本質は音楽に対する深い造詣から生まれる独自のフィルターにあると思う。
そのDJがもつフィルターを通すことで、バラバラの音楽たちが1つのコミュニティを作り出す。

少し視点を変えてみるとDJ的な試みって結構たくさんある。
NAVERのまとめや、はてなブックマークもその典型だと思うし、
ゲームのスパロボだってある意味DJだw

今後あらゆるジャンルでDJ的な考え方、
つまり自分オリジナルの価値フィルターを通して情報を提供する方法が求められてくるんじゃないかと思う。
それぐらい情報量が多くなってきていて、人はその中から選ぶのが正直面倒くさいと思うんだよね。
だれかにフィルターかけて欲しいと思うんだよね。
堀江さんはそれをソーシャルフィルタリングなんて読んでるけど。


じゃあ「自分だけのソーシャルフィルタリングって何だろう?」って考えた時、
自分は「やっぱりマンガかなぁ」って思う。
マンガでソーシャルフィルタリングできたら面白くないだろうか?
マンガ・ジョッキー、略してMJとかw
そんな職業が今後出てくる・・・かもw


かしこまり


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