2011年4月3日日曜日

攻殻機動隊3D映画を見て社会問題と都知事選について考えてみた。


攻殻好きとしてはたまらない、SSSの3D映画を新宿バルト9で見てきました!
3D映画はトロンに続いて2回目!
かなり期待して行ったのですが、期待を裏切らない素晴らしい映画でした!
感動です♪

考え抜かれ、細部まで徹底に徹底して拘った設定、専門家顔負けの情報の濃さ。
そこから生み出されるストーリーは政治、経済、情報戦からバトルまで幅広く、攻殻機動隊の面白さは語り出したらきりがない。

攻殻の面白さは実際に見てもらいたいのだけど、久しぶりにSSSを見て感じたことがある。


▼日本社会が抱える社会問題
攻殻では、現在の日本社会で起きている問題が、近未来にどのような問題に発展しているかをかなりリアルに描いている。

特にSSSで焦点が当てられたのは少子高齢化。
高齢化によって、ただ高齢者が増えるだけでなく、現在の離婚問題や晩婚化から、家族を持たないで老年を迎える人口が増えると予測し描いている。
また、少子については、親の環境の変化によって、幼児虐待や子供のうちに亡くなる子供が増えると予測している。
少子高齢化を加速させる社会システムになってしまっている。
子供が増えないと経済が発展しないので、必然的に移民を受け入れるようになり、そこにもまた様々な政治的な問題が起きる。

攻殻を初めてマンガで読んだのは中学一年生。
アニメをリアルタイムで見ていたのは高校1年の頃だったので、自分が大人になってこともあるのかも知れないが、前述したような様々な日本社会が抱える問題について、かなり深刻に考えさせられる作品でもあるなと、今回映画を見て感じた。

攻殻の作品の中では、それらの社会問題についての解決策は描かれていない。
そう、それらの解決策は僕らが考え、実行して解決していかなければいけない問題なのだ。


▼東京都知事選の前に見る価値あり
3/11の東北地方太平洋沖地震。
早や3週間が経とうとしていますが、多くの亡くなられた方、そして被災し、現在も苦労なされている方々を思うと、未だ、平静ではいられない気持ちになります。
しかし、これから起きるであろう地震の影響による経済的な3次災害、それによって増加が予測される失業者、自殺者。さらに原発問題。
まずは、これらの問題を自分たちは乗り越えていかなければなりません。

しかし、一見困難そうに見えるこれらの問題も自分は乗り越えられると信じています。
その為に、自分は自分に出来ることを一つ一つ確実に行い、将来もっと大きな形で貢献していきたいと考えています。

くしくも、来週4/10は東京都知事選挙。
日本の中心地、東京都の知事を決める選挙の前に、少子高齢化という社会問題を題材にしつつ、政治、経済、そして情報社会をリアルに描いた攻殻機動隊S.A.C SSS3Dは見る価値ありだと思います。




かしこまり

0 件のコメント:

コメントを投稿