以前より注目していた岡田さんの著書をベースに、話題の
評価経済については、
既に評価経済の1つの象徴としてソーシャルネットワークの台頭があります。
人と繋がり、情報を共有することで、その情報についてイイね!やリツイートといった評価をする。
そのイイね!やリツイートなどの評価が多ければ多いほど注目を集めていたり、良いサービスとして評価される。
今までの貨幣経済ではお金の値段が価値基準であったのに対して、これからはこういった評価が貨幣に取り変わって生活の価値基準になってくるだろうと。
そんなお話を軸に色々ざっくばらんな内容の講演会でした。
▼情報をディスクローズする。
評価経済においては、自分の情報を出来る限りオープンすることが当たり前になる。情報をオープンにすることで、
個人個人の情報について「今ネットで実名を出すのが怖い」
実際情報をオープンにすることでデメリットは思っているほどなく、堀江さんは「自分はかなりディスクローズ(情報をオープン)しています。賞を貰いたいくらい情報をオープンにしていますw」何て言っていました。
以前は「手紙に比べてメールは心がこもっていないから普及しない」と言われていた。しかし、
ソーシャルメディア上での個人の情報も同じように当たり前に公開されていくものになるとお2人は予測されていました。
▼評価を得るためには注目を集めよう!
じゃあ、多くの評価を得る為にはどうすればいいのか。
評価の前段階には注目がある。
注目 ⇒ 評価になると岡田さんはおっしゃっていました。
注目を集め、その人自身のパーソナリティや提供しているサービス・コンテンツを知ってもらう(
堀江さんは講演会や書籍を出版する事で注目を集め、
岡田さんも、書籍の出版や講演会(岡田さんは全て無料)で行う事で、
例えば堀江さんの場合は、無料で書籍を販売して、
岡田さんも同様で、二人とも注目を集めて、自分達に価値があるかを評価してもらい、
これからはそうやってお金を得る人が増えるのではないかとお話していました。
▼ディズニーもガンダムも注目 ⇒ 評価の手法を使っていた
初期のウォルトディズニーはライセンス料を貰っていなかったそうです。その為、色々な会社が自由に商品を企画・販売することができ、それで一気に知名度が上がったそうです。
また、ガンダムも同様で、当時マジンガーZなどのロボットアニメがブレイクしていて、マジンガーZは雑誌に掲載するだけでもライセンス料が必要だったそうです。そこで、ガンダムはライセンス料なしという戦略を打ちたて、アニメ雑誌やテレビ局がライセンス料が掛からないなら載せて見るかってな幹事で広まっていったそうです。だからガンダムは再放送が多く、それでブレイクに繋がったとか。
ライセンス料をなくすことで注目が集まる ⇒ それによって作品自体が評価 ⇒ ブレイク!
という流れ。
そういった以前よりある仕組みが、ソーシャルメディアによって個人でも行いやすくなり、より加速されていく。
そんな時代だからこそ、人から評価を集められるような変な人や、サービス、コンテンツを持っている人が今後生き残っていく。
逆に評価を得られないようであれば、お金を得る事が難しくなるだろうと。
これからはドンドン仕事が無くなっていき、95%の人が定職がなくパートやアルバイトで生計を立てる時代がくるのではないかと、かなり厳しい予測を岡田さんはされていました。
残りの5%は評価を得られる変な人間ばかりだと。
岡田さんの予測が当たるかどうかは分かりませんが、今この時代が大きな歴史の転換期にいることは確かです。
その中でどう生きるか!?
少なくとも、経験や人脈(コミュニティ、友人との繋がり、地域との繋がり)といった目に見えない資産が今後キーとなる時代なのではないかと、改めて感じさせられる内容でした。
まだ本読んでいないので、今度読んでみようかと思います。
かしこまり
0 件のコメント:
コメントを投稿