2011年3月22日火曜日

忍耐力という名の武器!


「あなたは忍耐力がありますか?」

こう質問されたら自分は真っ先に答えるだろう、「NO!」だと(笑)
それほど、何かを耐え忍ぶことは非常に辛く、誰もが嫌になり逃げ出したくなることだと思う。

「こんなの自分には売れるわけ無い」と思って辞めたにも関わらず、一方で同じ事を感じつつも続けて行動していく中でトップセールスマンになった人がいる。
「会社の経営がヤバそうだ。自分も次の身の振り方を考えよう」と思って転職した矢先に、前の会社の業績が向上した人も在る。
もちろん、世の中そんな良いことばかりではないと思うが、辛いときでもその先を見据えて耐え忍んだ先にこそ、見える世界というのが「ある」ということを、今日身に沁みて実感した。
文章では表せないくらい実感した。


偉大な経営者 稲盛和夫さんの名言でこんな言葉がある。
「成功する人と、そうでない人の差は紙一重だ。成功しない人に熱意がないわけではない。違いは、粘り強さと忍耐力だ。失敗する人は、壁に行き当たったときに、体裁のいい口実を見つけて努力をやめてしまう。」


これは体験した人だけがわかることかもしれないが、今日、自分はちょっとだけこの稲盛さんの言葉を体験することが出来たような気がした。
自分はまだまだこれからですが、事業の継続や会社の経営において、この粘り強さと忍耐力って本当に重要なんだとひしひしと感じました。

新規の事業や事業経営で考えても、誰もが思いつかないようなアイデアとか、資金力というのも確かに大切ではありますが、それよりも・・・いや在る意味それ以上にこの「忍耐力」が重要なのではないかと個人的には感じました。

資金繰りや後継者問題など、問題は様々ですが、世の中には色々な理由で耐え忍ぶことができない事業や会社が本当に多い。
そのことからも耐え忍ぶことの重要性を感じて頂けるのではないでしょうか。

しかし、無意味なモノ無価値なものを耐え忍んでも仕方ありません。
耐え忍ぶ価値があるのかどうかを判断することが非常に重要です。
その為には、取り合えず期限を決めてやってみることが1つだと思います。
そして、期限を切ったからにはその間の目標を設定して、何が何でも目標達成に向けてやりきる。
そうすることで見えてくるものがきっとある。
そこまでやって、価値を見出せなければ耐え忍ぶ価値がないことなんだと思います。

一度でもこの耐え忍んだ経験があれば、それが自分の人生において実績となり、その実績が自信に繋がります。
「忍耐」という名の自信。それはいつの時代を生きるにしても、人生において強力な武器になるのではないでしょうか。


最後に、漫画ARMSより名言を。
「人の足を止めるのは絶望ではなく諦観(あきらめ)、人の足を進めるのは希望ではなく意思」
「ヒトは絶望するから 足を止めるんじゃない。絶望から這い上がるのを "諦めて"しまったから 足を止めるんだ。
ヒトは希望があるから 前に進むんじゃない。希望を探そうという "意志"で前に進むんだ。」


そう、自分の足を前に進めるのは自分の意思なんですよね。
足を止めない為にも、諦めない忍耐力を持ちたいですね。




かしこまり

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